6日目 アナハイムへのAmtrack旅とMarch Madness


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6日目はいよいよ今回の旅のメインの目的であるNCAA(全米大学スポーチ協会)男子バスケットボールトーナメント 通称 "March Madness"。

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アメリカでは大学バスケへの関心が高く、大学のある地域は勿論、NBA選手たちもこぞって母校を応援したりする一大イベント。

大学で一番の大会であるコト、想像以上の熱戦や番狂わせetc…全米が注目し、熱狂するコトから"March Madness/3月の狂気"と呼ばれます。日本で言うとより注目度の高い甲子園ですかね?

 

今回は日本からワシントン州"GONZAGA UNIV/ゴンザガ大学"に留学中の"八村 塁"選手が所属するGONZAGA BULLDOGSの試合を観戦する為にロサンゼルスと同じカリフォルニア州アナハイムへ。


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ちなみにNCAAトーナメント4年先、つまり現状2022年まで各ディビジョンのホスト校と試合会場が決まっていますので、NCAAに興味が有る方はそこから渡米計画も立てられます。

https://www.ncaa.org/championships/future-division-i-mens-basketball-championship-sites

 

前置きが長くなりましたが、今回はロサンゼルスからAmtrakという長距離鉄道でアナハイムまで行きます。このAmtrackは市内だとUnion Station/ユニオンステーションというハブ駅が有り、そちらから乗車可能です。

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その前に、ユニオンステーションそばのPhillipsへ再訪して朝食。平日の午前中なので空いているかと思ったら人だかり。どうやらLA Dodgersの開幕戦だったようで、店内は青いシャツ一色、テレビによる取材なんかも入っていました。


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朝食は前回とは別のPORK RIBにアメリカンチーズのトッピング、それと日替わりスープの"NAVY BEAN"にコーヒーをオーダー。

 

美味しい朝食の後はユニオンステーションへ。ロサンゼルスからの鉄道は今回乗るAmtrackとMETRO LINKがあります。METRO LINKは言ってみると通勤快速で朝の早い時間のみ運行しており、Amtrackよりは若干安い価格設定となっています。自動販売機が有るのですが、それらは全てMETRO LINKのものなので下の地図の赤枠部分、Amtrackの窓口へ向かいます。

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窓口でIDを提出し、身元の確認が出来たら目的地を告げてチケットを購入します。乗り場は複数有り、受け取りの際にチケットとともに教えてくれます。

今回、自分は10Bのゲート、地図中のオレンジのエリアから当該ゲートへ進みます。本来であれば出発時刻表を確認しつつ、早めに行って駅員のチケット確認を受けて待っているそうですが、今回は時間ギリギリの為そのまま階段を上がり、ホームへ。

 

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ホームで数分待っていると扉が開くので乗車。中は広々としており、大抵の日本人なら足を伸ばしきれるほど座席の間隔があります。

今回の目的地は近いですが、シカゴ等の都市まで移動する鉄道なので、広めで快適です。座席にはコンセントも用意されています。

 

走り出した車内では乗組員さんがチケット確認を実施。確認し終わった後に、座席の上に紙が挟まれるのですが、これがチケット確認の証となるので、座席移動する際には一緒に持って移動する必要があります。さて約40分ほどの乗車で2駅先の目的地"Anaheim/アナハイム"へ到着しました。

 

アナハイムといえば、大谷選手の所属する大リーグチーム"Angels"の本拠地。また、ディスニーリゾートがあります。試合会場の会場まで時間があるので2箇所を訪問してみました。

 

まずはAngelsのホーム『Angel Stadium of Anaheim/エンゼルスタジアムオブアナハイム』へ。こちらはAmtrackの駅、バスターミナルとなっているATIC から徒歩で5分ほど。ハイウェイの下をくぐると目の前にはエンゼルススタジアムが広がります。


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続いてはディズニーリゾート。こちらはATICからバスで20分ほどの箇所にあります。OCTA BUSの番号50番のバス West boundで行けるそうなので、バスを待ちます。

 

車内で1day Passが欲しい旨を告げ、精算機に$5 をいれると運転手さんがPASSを用意してくれます。今回は不要ですので、次回以降の乗車時に精算機にスワイプすることで乗れるようになります。

 

さてバスで最寄停留所で下車してから目指したのは"Downtown Disney/ダウンタウン ディズニー"パークの外側で買い物などを楽しめる場所とのことで、日本で言うイクスピアリ的な場所。停留所から10分弱歩いて目の前に広がる光景には人、人、人…とこちらでは入場が必要らしく、行列が出来ていました。入りたいのは山々ですが、行列待ちしていると本来の目的に遅れかねないので写真だけとって駅まで戻ります(泣

 

駅に戻ってから今回の会場"HONDA CENTER"へ向かいます。駅からは徒歩5分ほどで到着なのですが、途中にあるBEER RESTAURANT""が盛り上がっています。覗いてみると、GONZAGAの試合前イベントを行っているので、IDを見せて(酒を扱う店なので)敷地内のイベントスペースへ。中では物販と学校OBによる演説、それからGONZAGAの応援の練習等で大盛り上がり。物販にてTシャツやペナントを購入して、HONDA CENTERへ向かいます。

 

金属探査等のセキュリティを通過して中へ。中での飲食物、グッズの販売、座席の確認をしてから2階席へ。今回は"NCAA Experiment"という特別ラウンジへのアクセス権つきのチケットを購入したので、そちらを目指します。

 

特別ラウンジ内では無料の軽食があり、バーカウンターで飲み物のオーダーが出来ます。また今回のチケットにはバーで使えるドリンクチケットが2枚付いています。 またイベントとしてNCAAで活躍したレジェンドプレイヤーのトークショウ並びにセッションがあります。今回はLAKERSの永久欠番にもなっているNo.52 "Silk"こと"Jamaal Wilkes"がきていました。ラウンジ内の客からの質問に答えるウィルクス。今田から言える当時のダーティープレイヤーや今大会での注目選手などの質問に答えていました。セッション終了後にはフォトセッションがあり、ウィルクスやチャンピオントロフィーと写真を撮る事が出来ます。自分も撮影してもらいLAKERSのジャージにサインを貰ってきました。 試合開始時刻が迫ってきたのでアリーナへ移動。一試合目はお目当て"八村 塁"の所属する"ゴンザガ大学"と"フロリダ州立大学"の試合。試合は接戦ながらもしっかりとゴンザガが勝利を収める好試合。NBAと違い試合校のブラスバンドやチアガールによるパフォーマンス(NBAのハーフタイムショウの様なアクロバティックなもの)があり、試合以外も楽しめました。 ゴンザガの勝利の後は再びラウンジへ。入場は2試合目開始までと言うことで内容確認に行ってきました。軽食はポップコーンやクッキーといったスナックへ変わっており、テラスから夕日を眺めながら小腹を満たし、次の試合に備えます。 2試合目は"ミシガン大学"と"テキサス工業大学"。テキサス工業大学の泰となディフェンスを崩せずミシガン大が苦戦。また、要所要所で3PT等を決めて作った流れを話さなかったテキサス工業大学の勝利。 2試合を見届けたら急いでアムトラック駅へ。窓口営業が終了していて、券売機もメトロリンクのしか動いておらずピンチ。申し訳程度にメトロリンクの券売機でチケットを購入しましたが、車内での乗車券確認の際に「それは違うチケットだから次からは気をつけてくれ」と。追加料金などはなしで無事下車できました。ありがとう。 宿に着いてカップ麺をすすり、シャワーを浴びて就寝です。